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今日、グレートバリアリーフに生息する多くのサンゴは、毎年10月や11月、時々12月の満月の数日後に産卵が行われることが知られています。
では、なぜ満月の後にサンゴは産卵するのでしょうか?
そして 大陸の西海岸や東海岸と場所は違っても同じ種類のサンゴが存在するのに、異なる時期に行われる原因は何なのでしょうか?
さて今年の予想は:
いつ:Great Barrier Reef -2008年は11月17日、18日、19日を予想しています。
どこ:
クイーンズランド州 - グレートバリアリーフ
オーストラリアのサザンクロス大学の助教授であるDr.Peter
Harrisonにより、サンゴの産卵には3つのことが引き金になっているとわかりました。
- 第一に、サンゴの成体の中で卵子と精子が十分に成熟するように、海水温が徐々に温まっていること。
- 第二に、月のサイクルがサンゴの卵を海中に解放つ正確な瞬間を決定します。
- 第三の要因は、昼夜jのサイクルです。
- サンゴはこの営みのため、夜の暗闇が必要です。
なんでサンゴは月が好き?
それは潮汐だぜ、ベイベ〜〜!(日本語での直訳は、変だね。)
サンゴの研究者、ジェームスクック大学の助教授のDr. Bette Willisによると、月の満ち欠けのサイクルが影響を及ぼすのは潮汐(潮の干満)であり、月の光が直接影響するのではありません(月光は最後の一押しはします)。満月のとき、潮位の差(満潮と干潮の高さの違い)は大きくなります(これを大潮と呼びます)。それから約5日後は小潮といい潮位の差は小さくなります。
なぜこのことがサンゴにとって大事なのでしょうか?
潮位の差が小さい時(小潮)には移動する水の量が小さく、すなわち潮流が弱いという事です。これはサンゴの産卵にとって非常に重要で、穏やかな海況の方が卵子と精子の受精の確率が上がります。潮流が早いと受精する前に流されてしまいますからね。
あたり一帯の卵
「サンゴの産卵」では、油膜のように水面が覆われるくらい、サンゴは卵を放出します。これらの帯はは時には数メートルから数キロメートルの幅や長さがあり、ピンクや茶の色合いを持っています。この帯は人工衛星の写真でも確認できるほどです。
このような油膜状の帯は昔から漁師によって観察されており、その地域の海の神話として残されています。例えば、アジアの伝説のドラゴンに捕らえられて海中に連れて行かれた王女の話の中にもこれに関した記載があります。このピンクの帯は、おそらく捕らえられた王女の月経の血の跡だろうとあります。
他の話では、東シナ海の漁師は一年の中でおよそ3週間は通常捕獲している魚の漁をしません。彼らは言います、この間の魚はまずく、食用に適していない、と。この期間とは「サンゴの産卵」と同じ時期です。おそらく魚は朝になってこれらサンゴの卵を食べているのでしょう。サンゴの卵は他の生物(捕食者)から捕食されるのを防ぐ目的で多くの脂質やさらには化学物質をその中に含んでいます。事実、研究者はサンゴの産卵の後は海面が甘いような、油のような臭いがすることを報告しています。
Girl meets buoy (訳不可。ジョークです。)
ほとんどのサンゴは、その卵子と精子が同じポリプ体内に発達する雌雄同体(同株)です。枝サンゴの仲間では卵子は約9ヶ月、精子は3〜4ヶ月かかって生成されます。それらは海水温と潮汐の条件が重なれば同時に成熟していき、大量の卵子と精子がポリプよりすばやく放出されます。
脂質を含む卵子が水面にすばやく浮いていく間、精子は自由に遊泳しています。卵子が受精すると、24時間以内に小さな胚が形成されます。5日もすると小さなサンゴの赤ちゃんは落ち着く準備が整い、水底に着生します。幸運なことにそこが適した場所であれば、数十年は成長していきます。
リンク
2008年の「サンゴの産卵特別トリップ」の詳細はこちらをクリックください。
Great
Barrier Reef Marine Park Authority - this site hosts information
on all aspects of the Great Barrier Reef Marine Park and World Heritage
Area.
The Australian Institute
of Marine Science (AIMS) - aims to generate the knowledge needed
for the sustainable use and protection of the marine environment
through innovative, world-class scientific and technological research.
The CRC Reef Research
Centre Ltd - is on a mission to plan, fund and manage world-leading
science for the sustainable use of the Great Barrier Reef World
Heritage Area.
The Reef Check Foundation
- Dedicated to global coral education, monitoring and management.
References
Mass Spawning in Tropical Reef Corals, in Science, 1984, vol 223
pp:1186-1189
Credits
Special thanks to:
Associate
Professor Peter Harrison, Southern Cross University. Peter's homepage.
Dr Andrew Heyward, Australian Institute of Marine Science.
Associate Professor Vicki Harriot, CRC Reef Research.
Associate Professor Bette Willis, James Cook University.
Hard
Core Spawn was written by Abbie Thomas.
Photographs
courtesy of Associate Professor Peter Harrison. Peter's homepage.
2008年の「サンゴの産卵特別トリップ」の詳細はこちらをクリックください。
*このページにあるサンゴの産卵を引き起こす要因などの情報は従来からの説を引用しています。2007年9月に発表された新しい学説の情報は含まれておりません。ご了承くださいませ。さて、実際はどうなんでしょうね?乞うご期待を! |